アカハライモリの飼育

 

ボクはアカハライモリの飼育をしています。

今4匹飼っているのですが、全て野生で捕まえたもので購入した子はいません。

雌が3匹、雄が1匹の計4匹です、

 

先日イモリ達が喧嘩をし、1匹しかいない雄が亡くなってしまいかなりショックを受けました。

一番の古株だったので、とても落ち込みました。

 

が、しばらくして新たな雄個体を捕まえたので飼育することに！

尻尾の形がバターナイフに見えるので名前はバターナイフに🗡

 

 

 

飼育のし易さ

 

イモリの飼育はとても簡単で、水を循環させ濾過するフィルターや水中に酸素を供給するエアレーション、植物や土も必要ありません。

注意するのは夏場、直射日光で水温が上がり過ぎたり、冬場に外に出して水が凍結するのを注意するくらいです。

基本的に低水温には強いため冬場は室内に置いていれば問題ありませんが、外に出してあまりに低水温になると冬眠を始めようとするので、冬眠させれる環境が作り難い飼育下ではお勧めしません。

冬眠しなくて大丈夫なの？と思われるかもしれませんが、あくまで厳しい自然環境下で冬眠が必要であって、飼育する上では冬眠しなくても大丈夫です。

ですが、冬眠をさせる利点もあり、冬眠させることで自然環境に近い生活サイクルになり、繁殖も可能になります。

つまりアカハライモリは、飼うのは簡単ですが、繁殖は難易度が高いと言うことです。

 

 

 

野生の難しさ

 

ペットショップなどで売られている個体と、野生の個体には大きな違いがあります。

それは、餌の問題です。

販売されている個体は餌付けがされており熱帯魚や亀用の人工飼料も食べてくれます。

ですが野性の個体は、ただ餌を与えても食べてくれません。

長年の経験でその傾向は雄の方が強く、お腹が減ったら勝手に餌を食べてくれる雌に対し雄は、餓死するまで食べてくれません。

どうやって餌付けするのか。まずは冷凍赤虫と言う市販の餌を溶かしピンセットなどで口元まで持って行ってやります。

赤虫は天然の餌なので最初に人工飼料を与えるより食い付きが良いです。

そこから徐々に人工飼料にシフトしていく感じです。

 

写真は、人工飼料をピンセットで与えようやく食べてくれたところです。

この子は雄で、餌の食い付きが悪く見ての通りガリガリです😞

 

人工飼料が食べれるもの、美味しいものと分かってくれれば、水面に餌を撒くだけで急いで寄ってきてそのまま食べてくれます。

また、人工飼料の方が栄養バランスが整えられており、イモリの健康にも良いです👌

 

 

 

最後に

 

アカハライモリはペットとして人気で誰でも簡単に飼うことが出来る生き物です。

泣きもしなければ吠えもしない手の掛からない優秀なペットです。

目がクリッとしてて動きもゆっくりのんびりして観ていてとても癒されます☺️

そんなアカハライモリ、皆様も家族に迎えてみませんか？

飼育について疑問質問があれば相談に乗ります。

 

それでは是非、ご検討を😃